妊娠線、できれば予防したいですよね。
本日は妊娠線の予防についてまとめていきます。
妊娠線とは
妊娠線は、妊娠経過に伴って皮膚に現れる線状の色素沈着です。
お腹の中心付近から下腹部にかけて現れることが多いですが、
胸や太もも、お尻などの部位にも現れる場合もあります。
妊娠線の原因
妊娠線の原因は、お腹が大きくなるスピードに
皮膚がついていけずに発生します。
ホルモンの変化や遺伝的な要素も関係しているそうです。
妊娠線は治るの？
妊娠が終わり、おなかが元の状態に戻ると、
妊娠線は徐々に薄く目立たなくなりますが、
完全に消えることはまれだそうです。
（もちろん個人差はあります）
そのため、出来てしまってからのケアより、
できないように予防することが第一なのですね。
妊娠線の予防法
皮膚がしなやかに伸びることができれば、
お腹の膨らむスピードにも対応できると考えられます。
そのため、皮膚の柔軟性を高めてあげることが予防につながります。
１，保湿
当然、保湿が一番効果的です。
保湿クリームやオイルを使用して皮膚を保湿し、
柔軟性を保つようにしましょう。
お腹だけでなくバストやお尻もケアしてあげると良いですね。
とくにバストは、見落としがちですが、
妊娠するとバスト重量は通常から二倍以上になると言われています。
バスト周りの皮膚もお腹同様に伸ばされます。
卒乳後の皮膚のたるみやバストの削げ感にもつながってくるので
できればケアしておくことをおすすめします。
保湿用オイルにネロリ
昔、助産師さんから妊娠線ケアには
マッサージ用のキャリアオイルに精油のネロリを
入れるといいと言われたことがあります。
ネロリには皮膚弾力回復作用があるそうです。
※妊娠中の精油使用は６カ月以降が望ましいようです。
２，水分
外側からの保湿に限らず、
内側からの保湿ー水分補給も大切です。
とくに妊娠中は積極的に水分補給をする必要性があります。
１日あたり約２ℓを目安に摂取することが望ましいとされています。
３，栄養
皮膚の健康を保つためにはビタミンCやビタミンE、
亜鉛などの栄養素を含む食品を積極的に摂ることも推奨されています。
４，腸内環境・血流を良好に保つ
水分も栄養も、いくら摂取しても
腸でうまく吸収できなかったり
届けるための血流が悪かったりすると無意味になってしまいます。
水分の代謝が滞ることはムクミにもつながりますしね。
散歩などの適度な運動やマッサージで、
循環をよくしていきましょう。
５，適切な体重管理
最近は昔ほど体重にうるさくないようですね。
長男を産んだ時（2013年）は300ｇでもオーバーするとチクチク言われましたが、
下の娘を産んだ時（2019年）は最終的にトータル16キロくらい増えたのに何も言われませんでした。
確かに、体重増加と共にお腹も大きくなりますが、
厳しい管理はストレスの元ですし、
体重の管理をしてても大きくなる時は大きくなると思うんですよね。
ですから一応項目にはあげましたが、
あまり気にしなくてよいのではと考えています。
まとめ
妊娠線の予防についてお話しました。
保湿、水分補給、栄養補給、血流と腸内環境の改善、
これらは、妊娠線が出来た後のケアとしても同様におすすめです。
個人差や遺伝的な要素もあるため、妊娠線を完全に予防することは難しいと言われます。
気になる場合は、皮膚科医や産婦人科医に相談して適切なケア方法を尋ねることもおすすめします。
どうぞ健康的なマタニティライフをお過ごしくださいませ。
（2023年５月加筆修正）
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