産後、やってはいけない姿勢って?
「普段どんなことに気を付けたらいいですか?」
「やっちゃいけない姿勢はありますか?」
「抱っこの時にはどんなことに気をつけたらいいですか?」
「足は組んだらよくないですよね?」
お客様からこんな質問をされることがあります。
日常の何気ない癖が産後のデリケートなカラダを歪ませてしまっている!!
…と不安に思われる気持ちはよくわかります。
(私も以前はそうでした)
実際、積み重ねた日常で今のカラダができていることは事実です。
ひとつひとつお答えしていくこともできますし、
施術の際はお客様に合わせてお伝えしていますが、
よっぽどの負担をかける動きでなければ
(ママ自身が「つらい」と感じる動きでなければ)
「やってしまう」ぶんには
全く気にしなくていいと考えています。
「あれやっちゃダメ」「これしちゃダメ」
「あの運動した方がいい」
「できなかった…」「足組んじゃった…」
![産後、やってはいけない姿勢って?](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/05/23042276_s-300x200.jpg)
こんな風に考えていたら
ただでさえ大変な産後の生活が
益々楽しめなくなってしまいます。
気楽に考えていいと思います。
その上で、
唯一、これだけはやめて!という動きがあります。
それが…
![産後、やってはいけない姿勢って?](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2019/01/705924d3d0e19c5a8ee06e3289d6aa7f_s-300x200.jpg)
こういう腹筋運動(クランチ)です!!
何故産後に腹筋運動をしてはいけないの?
その理由は第一に腹圧をかけるからです。
産後は骨盤を支える骨盤底筋が弱り切っている時期です。
腹圧をかけると骨盤底筋に負担がかかって
益々緩ませてしまうリスクがあります。
(骨盤底筋の緩みは尿漏れや膣脱などの原因になります。)
第二に、
妊娠中はほとんどの妊婦さんが
腹直筋離開を起こしています。
![何故産後に腹筋運動をしてはいけないの?](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_7699-300x225.jpg)
腹筋が真ん中で半分に割れてしまってます。
(元々腹筋は割れているのですが、繋いでいる組織が割けてしまっているイメージ)
産後はその離開している腹筋がくっついていく時期。
なのに、腹直筋に負荷をかけてしまうと、
せっかくくっつこうとしていた腹筋が
またぱかっと開いてしまって、
いつまでも隙間が空いたまま。
そこから酷い場合は
臓器脱なども起こり得るのですが、
そんな怖いことにはならないにしても
確実にお腹の形は歪になり
ぽっこりお腹もひどくなります。
お腹を引っ込めたいために行った
腹筋運動が逆効果なんて嫌ですよね。
産後に腹筋は鍛えてはいけない?
では、産後に腹筋を鍛えてはいけないのかというと、
そういうわけではありません。
腹筋というのは腹直筋だけではありません。
その下層に
外腹斜筋
内腹斜筋
腹横筋
と重なっています。
その一番奥の腹横筋を鍛えることが
産後の腹筋運動の鍵になります。
産後の腹筋トレーニングのやり方に関しては
こちらの記事で紹介しています↓
当院の産後骨盤矯正では、このエクササイズの
指導、チェック、アドバイスもおこなっております。
本日もお読みいただきありがとうございました^^
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