インスタで知り合った方の漫画が、非常にわかりやすくて良かったのでシェアします。
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1734.png)
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1735.png)
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1736.png)
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_1737.png)
引用:@yukotan9
※骨盤ベルトは基本的にはおすすめしていません。
(腹巻も、するにしてもきつく締めすぎないよう注意が必要です。)
詳しくは以前記事にしましたのでご参照ください↓
産後の身体の変化と内臓への影響
この漫画をシェアしたいと考えたのは、
産後の内臓の状態が視覚的に
わかりやすく解説されているからです。
妊娠中に子宮が大きくなることで
他の臓器が圧迫されて位置が変わることはよく知られていますが、
産後に戻る時のことはあまり意識されないように思います。
支える筋肉も弱っている
産後1~2カ月はなるべく横になるように言われる理由は、
もちろん回復を促すためなのですが、
その中に、漫画で伝えられてるような
「臓器の位置を元に戻す」という理由も含まれます。
本来内臓を支える役目を果たしていた
インナーマッスル(腹横筋や骨盤底筋)も
妊娠によって伸びきってしまっている産後。
疲弊しきった筋肉たちは
内臓を支える力が極端に弱っていると
イメージしてください。
その状況で立位や座位が続くと、
内臓は重力に逆らえず下に下がっていきます。
さらに骨盤底筋にも負担がかかるので悪循環です(^-^;
悪化すれば子宮脱、膣脱になる場合があるそうです。
漫画内で言っている「子宮を股に挟んで歩く」状態ですね。
さすがに若いうちにそこまで悪化するのは稀だと思いますが
放置すれば年を取って更に筋力が衰えた時に
悪化しやすくなる可能性は高いでしょう。
産後、横になるメリット
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/23605183_s-300x200.jpg)
内臓への圧力軽減
上記でも述べた通り、内臓を元の位置へ戻すため、
重力の影響を少しでも取り払ってあげることで
臓器の帰還(?)を促してあげられます。
出産後の身体の回復促進
妊娠中にずっと子宮の重みを支えていた骨盤底筋や
大きくなる子宮によって引き延ばされたり
圧迫されていた腹横筋、腸腰筋、横隔膜などは
産後、支える力や柔軟性を失っています。
ゆっくり休めてあげることで、筋力も戻っていき、
内臓を支える機能も戻ります。
血流改善や呼吸の質改善でさらに回復力が上がりますので、
無理して動くよりも結果的には効率がよいと考えます。
腰痛の防止
腰への負担というのは、
寝ている体勢→立った状態→座り姿勢の順に大きくなります。
つまり、寝ている姿勢は最も腰への負担が少ない状態です。
授乳や抱っこで腰への負担が増す時だからこそ、
休めてあげることが腰痛の予防になります。
ちなみに、意外と思われる方も多いのですが座っている姿勢は
立っている時よりも1.5倍も腰に負担がかかっています。
そして物を持つとその重みの分負担が増します。
つまり抱っこはかなりの負担がかかっているわけです。
昔の人と現代人は違う
人それぞれ事情が違うので、
横になってばかりいられないという方もいるとは思います。
それでも、なるべく横になることをおすすめするのは、
残念ながら現代人の身体が昔の人とは違うからです。
昔の人は産後間もなくても働けたかもしれません。
(働かざるをえなかったのもあるでしょうが)
それは仕事や家事、用を足すに至るまで、
骨盤底筋が鍛えられるような生活スタイルだったからです。
今はトイレも洋式、椅子の生活、
家事もしゃがんでやることはほぼない。
そもそもの基礎力が違うので、
産後だけ昔同様に無理をすることが適切だとは思えません。
時代にあったケアを考えていきたいです。
横になる際のポイントと注意点
![漫画でわかる「産後に横になるべき理由」](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2023/04/24662775_s-300x200.jpg)
寝具や枕の選び方
仰向けだと腰が痛い時は無理せず横向きになりましょう。
横向きになる時は高めの、そしてなるべく固めの枕がおすすめです。
理想は横向きの時に高くできて仰向けの時に低く、と
調節できる枕があるとよいですが、(サイドが高く設計されたもの)
何もかもそろえるのは大変なので、
長時間横向きになる時はタオルで調整する、などの工夫ができると身体には嬉しいですね。
起き上がる時の注意点
横にはなっていても赤ちゃんのお世話があると、
度々起き上がらないといけないこともありますね。
しばらくはお腹に力を入れないように、
起き上がる時には横向きの状態から、
手で上半身を支えるようにして起き上がりましょう。
ついうっかりやってしまうのは良いのですが、
間違っても「腹筋運動になるから」と
積極的にお腹を使って起き上がるのはおススメしません。
かなり前の記事で、読みにくくて恥ずかしいのですが(笑)
まとめ
産後に横になる必要があるのは、回復を促す他に、
・内臓を元の位置に戻すため
・支える筋肉も弱っているから
・腰痛予防のため
という目的があるというお話でした。
本日もお読みいただきありがとうございました^^
練馬区内(光が丘、練馬春日町、豊島園、平和台、氷川台、石神井公園、大泉学園、など)出張料無料でお伺いしています。
ご自宅で受けられる産後骨盤矯正をどうぞご利用ください^^
LINE公式アカウントでもご予約やお問合せ可能です。
![友だち追加](https://scdn.line-apps.com/n/line_add_friends/btn/ja.png)
不定期でお知らせが届きます。(現在月1~2回)
フォームからのお問い合わせはこちら↓
![](https://nagomi-mom.com/wp-content/uploads/2015/07/wgt_contact.png)